臨床実技セミナーが開催されました。

東海医療学園専門学校では、卒業生(外部の先生もOK)を対象にスキルアップセミナーを年4回開催しております。
今年度セミナーのここまでの経過をお知らせします。

■第1回目(6月25日開催)は、埼玉県越谷市にあるはり・きゅう健心会 院長 中澤先生にご講演いただきました。テーマは「椎間関節性腰痛に対する鍼灸施術」についてです。午前中は、椎間関節性腰痛について講義。構造、支配神経、原因などについて詳しく解説していただきました。椎間関節のことをよく「facet joints」といいますが、正式には「apophysial joints」というそうです。   午後は実技です。椎間関節性腰痛患者を施術する際の患者さんの体位、触擦方法、刺鍼方向を詳細に指導していただき、その後はひたすら刺鍼の練習。個々に中澤先生から刺鍼方法についてアドバイスをしていただきました。椎間関節周辺に鍼先があたったときの感触を参加者全員が共有できたことはとても良い経験でした。 中澤先生、お忙しい中ご講演頂きまして、誠にありがとうございました。

■第2回目(7月30日開催)は、「鍼灸師が伝えるべき養生法について」というテーマで、明治国際医療大学の伊藤和憲先生にご講演いただきました。トリガーポイントや痛みを専門とされている伊藤先生ですが、日々の臨床の中で同じように治療をしても効果に差が出るのはなぜなのか?という疑問から養生の大切さに気づかれたそうです。 養生とは単なるセルフケアではなく、より健康により美しく生きるための方法であり、鍼灸師がすべきこと、日本の医療の現状についてなど多岐にわたってお話頂きました。 実技では、顔面、頭部への刺鍼を行いました。養生と頭部への鍼・・・どんな関係があるのか、参加者の皆さん大変熱心に伊藤先生のお話に耳を傾けていらっしゃいました。 伊藤先生、お忙しい中ご講演頂きまして、誠にありがとうございました。

■第3回目(8月6日開催)は、明生鍼灸院 副院長の木津正義先生にご講演いただきました。木津先生は、本セミナーで過去2回に渡って「不妊治療」についてご講演していただいております。今回は「妊娠初期~後期のマイナートラブルと産前産後のメンタルヘルスについて」というテーマでご講演いただきました。   妊娠についての基礎的なところから、産前産後のメンタルヘルスまで普段の臨床経験を踏まえたお話はとても説得力があり勉強になりました。 午後の実技では、逆子に対する鍼灸施術を教えて頂きました。一連の流れを練習した後に、木津先生の鍼灸施術を直接体験させていただける時間をとっていただき、参加者一同、木津先生の技に感動していました。 木津先生、お忙しい中、ご講演頂きまして、誠にありがとうございました。

■第4回目は、9月10日(日)に開催予定です。 講師は、埼玉医科大学東洋医学センターの菊池友和先生です。 テーマは「頚椎症に対する鍼治療」です。 医大に勤めている先生が、頚椎症患者をどのように診察し施術するのか?とても楽しみです。

当セミナーは、少人数制(20名)で行っておりますので、講師の先生に直接お話を聞きやすく、また実技についても細かく指導してもらうことができます。 ご興味のある先生は、是非ご参加下さい。

写真は、昨年度の埼玉医科大学菊池友和先生の実技風景