教科概要

基礎分野

科学的・理論的思考力を育て、人間性を高め、自由で主体的な判断力を培います。生命倫理、人権とその尊厳についても幅広く理解できるようにし、また国際化及び情報社会に対応できる能力を培います。

社会福祉概論

「社会福祉とは何か」「社会福祉の現場はどうなっているか」「福祉のプロになるために」等を中心に学習し、社会福祉の理論、思想、歴史、法や制度、組織、財政について体系的に学び、社会福祉の概要をつかんでいきます。

生物学

人体の構造と機能について理解する上で必要な基本知識としての細胞の構造と機能、人体の発生、生殖と遺伝、物質代謝の仕組みなどについて学習します。

医学史

世界の医学の歴史を知り、その中における日本の医学についての発展を中心に学習します。また、「中国の伝統医学である鍼・灸・「あん摩術の歴史」を学ぶことにより、日本と中国の鍼灸医学との関係を知ることも目標とします。

心理学概論

心理学に関する基本的な知識を理解します。また、心理学のさまざまな領域における現象とそれに対する理論の学習を通して、人間の心理的活動の多様性を把握するとともに、人間に対する客観的視点と科学的姿勢の重要性を獲得します。

栄養学

「健康づくりと食品・食事・食生活の理解」「エネルギーの代謝の仕組みと測定の理解」等を中心に学び、必要な食物成分の補給と肉体的、精神的並びに社会的健康との関係を理解することを目標とします。

人間関係学

自己紹介、コミュニケーション、非言語的コミュニケーション、他者理解など、講義と体験学習を通して人間関係のあり方を見直し、それに基づいて新たな人間関係のあり方を考えていきます。

保健概論

「現代の健康に関するトピックス」「運動と健康」「応急手当」などを学習を通して、健康づくりの基礎について理解し、実際に生活や臨床の中で活用出来るようにしていきます。

専門基礎分野

人体の構造や能力、心身の発達を系統だてて理解し、健康及び疾病についての理解力、観察力及び判断力を養います。保健医療福祉における、あん摩マッサージ指圧師、はり師及びきゅう師の位置づけや職業倫理について学んでいきます。

人体の構造と機能

人体の構造と組織を骨格、筋、内臓、消化器系、泌尿器系、内分泌系、生殖器系、神経系、感覚器系などに分類して学習し、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師として臨床の中で活用できる知識を養います。

運動学

「関節と運動」「運動のコントロール」「姿勢と異常」などの知識を習得し、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師として臨床の中で活用できる知識養います。

病理学概論

臨床を行う上で必要な病態生理学に関する基礎知識として、疾病の原因、成り立ち、経過などに対する形態的及び機能的変化について学びます。

臨床医学総論

臨床にあたる上で必要な診察法や検査法に関する知識を習得し、施術の適否を判断できる能力を養います。また、POS(課題解決型医療)の考え方を元に、医学的問題のみならず、心理的、社会的問題をも解決する態度、習慣を身に付けていきます。

臨床医学各論

施術者として臨床にあたる上で必要な疾患(呼吸器、腎・泌尿器、神経、消化器、循環器、整形外科など)に対する知識を修得し、施術の適否の鑑別や患者への病態説明ができる能力を修得します。

衛生学・公衆衛生学

人々の健康に保持、増進に貢献できる施術者として必要な公衆衛生の概念とその活動に関する知識、環境が健康に及ぼす影響等について学び、社会的課題とその対策に目を向ける習慣を身につけます。

リハビリテーション医学

理学療法に関する基本的な知識と技術を習得し、理学療法の本質と社会的な意義を理解するとともに、チーム医療の重要性を理解しながらリハビリテーションに寄与する能力、態度を養います。

医療概論

保健医療福祉の一翼を担う施術者としての役割を果たすため、各分野における現状とその問題を見いだす習慣を見つけるとともに、施術者としての果たすべき役割を理解し、責任ある医療人に相応しい態度・習慣を身につけます。

地域保健医療論

地域保健医療に貢献することのできる施術者になるために、医師をはじめ他の医療専門職との連携の下、在宅ケアにおける安全かつ適切な施術を提供できる知識・技術ならびに態度を身につけます。

専門分野

あん摩マッサージ指圧師、はり、きゅう施術に必要な知識と技術を修得し、問題解決能力を養います。さらに、あん摩マッサージ指圧学、はり・きゅう学、医学及び人間教育学が統合されて充実したものとなるように指導していきます。

東洋医学概論Ⅰ

東洋医学の施術者として、東洋医学の考え方に基づいて人の健康と疾病について理解し、病気の予防、診断及び治療、健康管理についての適切な対応ができる能力を養うため、東洋の自然哲学、東洋医学における人体の構造と機能の考え方、病理観などの基本的知識を習得します。

東洋医学概論Ⅱ

東洋療法の施術者として、東洋医学の考え方に基づいて人の健康と疾病について理解し、病気の予防、診察及び治療、健康管理についての適切な対応ができる能力を養うため、東洋の自然哲学(思想)、東洋医学における人体の構造と機能の考え方、病理観などの基本的知識を習得します。また、患者を自ら診察し、適切な判断と問題解決を行う積極性と技能を獲得できるように、その基礎として東洋医学的診断法、治療の原則、治療方法について習得します。

経絡経穴概論

経絡、経穴(ツボ)について理解と重要性を認識します。経絡及び経穴を体の上から正しく観察する習慣及び取穴(ツボをとる)できる能力を身につけ、解剖学的意義についての理解、施術の際の注意事項についての認識、治療する経穴として選定できる能力を養います。

臨床経穴学

経絡、経穴(ツボ)の部位を体表から正確に観察する習慣及び取穴でき、また治療穴として選定できる能力を養います。

あん摩マッサージ指圧理論  ※鍼灸マッサージ科のみの講義

あん摩マッサージ指圧施術で臨床にあたる際、その施術の意義(手技の種類や方法等)、臨床応用、リスク(過誤、手指消毒等)、治療の効果に対する理論等を理解したうえで臨床にあたることができる能力を養います。

鍼灸理論

はり、きゅう施術の意義(刺鍼、施灸の方法等)、臨床応用、リスク(過誤、手指消毒等)、治療の効果に対する理論等を理解したうえで臨床にあたることができる能力を養います。

診察学Ⅰ

臨床にあたる上で必要な近代医学の診察法である整形外科的検査、神経学的検査の診察過程の意義を十分理解し、その基本的知識および技術を習得して、正しい診察を行い、さらに施術の適否を判断できる問題解決型診療能力を養います。

診察学Ⅱ

臨床の場において東洋療法の適不適を鑑別し、東洋医学的な診断法である四診(望診、聞診、問診、切診)の知識と技術を身に付け、東洋医学的な診断名である証を立て、適切な治則とそれに準じた治療穴が選択できる力を身に付けます。

身体観察

専門基礎分野で培った知識と技術を基本に、身体各部位を解剖生理学的、計測的に観察し、施術を速やかに行えるよう知識と技術を習得します。

東洋医学臨床論

臨床現場において遭遇すると思われる主症状に対し、適切な処置ができるための知識を習得します。さらに、これらから東洋療法をどのような分野で活用すれば良いのかを学習します。

施術所経営論

将来、地域住民に対し安全かつ適切な施術を提供でき、また信頼される施術所を経営できるようになるための方法論を身につけます。

医療面接

良好な患者と施術者の関係を構築するために必要な医療面接技法(主に「尋ねる」「聴く」「答える」「観察する」)を習得することを目標とします。

症例検討

実際に行った施術に対し、問題提起をし、よりよい施術が出来るよう問題思考型かつ患者中心の考え方ができるような能力を養います。

臨床入門

鍼灸治療に対する不適応疾患の鑑別を行い、適応であれば的確な病態の把握を行うことができる能力を身につけます。

スポーツ東洋療法

「スポーツ傷害の一般」「スポーツ傷害の予防と管理」「主なスポーツ傷害に対する施術方法」などを中心にスポーツ分野における必要な知識・技術を習得し、適切な施術が行えるような能力を身につけます。

女性小児の東洋療法

女性や小児特有の疾患を理解し、施術の際に必要な知識・技術を学びます。

高齢者ケアの東洋療法

高齢者の健康増進・寝たきり予防やQOLの改善を目的として、高齢者特有の症状、疾患に対し適切に施術できるよう知識・技能を習得します。

臨床心理学

鍼灸臨床上、必要とされる「人を理解する力」「コミュニケーション力」「こころの病への理解と配慮」「こころと身体の相関関係について」「ストレス疾患へのこころのケア」などについて具体的に実技を踏まえて学んでいきます。

あん摩基礎実習  ※鍼灸マッサージ科のみの講義

あん摩に関する正しい基本手技を習得し、安全かつ確実な施術を行うことのできる能力と、施術者として品位を保ち常に技術の向上に努める態度・習慣を身につけます。

あん摩応用実習  ※鍼灸マッサージ科のみの講義

あん摩の全身施術が円滑に行える技術を習得し、実際の臨床において主要症候に対して適切な対応できる能力を養います。マッサージに関する正しい基本手技を習得し、安全かつ確実な施術を行うことのできる能力と施術者として品位を保ち、常に技術の向上に努める態度・習慣を身につけます。

マッサージ基礎実習  ※鍼灸マッサージ科のみの講義

マッサージに関する正しい基本手技を習得し、安全かつ確実な施術を行うことのできる能力と施術者として品位を保ち、常に技術の向上に努める態度・習慣を身につけます。

マッサージ応用実習  ※鍼灸マッサージ科のみの講義

マッサージの全身施術が円滑に行える技術を習得し、実際の臨床において主要症候に対して適切な対応できる能力を養います。

指圧基礎実習  ※鍼灸マッサージ科のみの講義

指圧に関する正しい基本手技を習得し、安全かつ確実な施術を行うことのできる能力と施術者として品位を保ち、常に技術の向上に努める態度・習慣を身につけます。

指圧応用実習   ※鍼灸マッサージ科のみの講義

指圧の全身施術が円滑に行える技術を習得し、実際の臨床において主要症候に対して適切な対応できる能力を養います。

鍼灸基礎実習

鍼灸に関する基本的な技術と知識(身体各部位や主な経穴への刺鍼、施灸など)を習得し、安全かつ確実な施術を行うことのできる能力と、施術者として品位を保ち常に技術の向上に努める態度・習慣を身につけます。

鍼灸応用実習

臨床上、遭遇する頻度の高い症候について安全かつ確実に施術が行えるようにし、技術だけでなく患者への対応が迅速、適切に出来るようになることを目標とします。また、特殊鍼法(小児鍼、皮内鍼、灸頭鍼、梅花鍼、低周波鍼通電療法(パルス)、円皮鍼)などについても学びます。

臨床実習

属施術所において、臨床に関する知識と技能を養い、医療における人間関係を深めるなど施術者としての資質の向上を図ることを目標とします。

臨床推論

患者の症状に基づき、患者を観察することにより、最適な治療を行えるよう知識と技術を養います。