冬至、陰極まりて陽生ず

冬至、陰極まりて陽生ず

 本日(12/22)は、冬至です。画像は、熱海駅の足湯。先週の土曜日に撮影しました。熱海の足湯は柚子ではなく名産の“ダイダイ”で冬至を迎えているようです。柚子よりも、ひと回り大きく、色も濃いので迫力がありました。観光客の皆さんが冷えた足を温めている姿を見ると、熱海はやはり温泉街だなと思います。

 さて、冬至は1番夜が長い日です。東洋思想の陰陽論では、夜は陰、昼は陽に分類されます。つまり、1年で最も陰の気が強い日です。『陰極まりて陽生ず』や『一陽来復』という言葉が示すように、冬至の最も陰の気が強くなった日を境に、だんだんと陽の気が戻ってきます。だんだんと春という次の季節に向かって、陽気が戻ってきます。

 あっという間に今年も一年が過ぎていこうとしています。熱海にとっては、コロナや土砂災害と、とても厳しい1年だったように感じます。しかし、陰極まって陽生ず。悪いことの後には良いことも訪れるはずです。来年は明るく輝く年になりますように!